キッチンは、私自身も料理が好きなこともあって、
かなりこだわりたい設備である。
こだわりがあるだけに、その選択にも時間がかかった。
過去に遡って、その顛末を三夜連続でお送りしようと思う。(笑)
さてそのこだわりのキッチン、イメージとしてはプロの厨房。
ということは、扉材も含めて当然ステンレス素材が基本となる。
当初はオリジナルを作成することも考えていたが、
意外にコストがかかるのと、一般家庭での使い勝手に
不安が残ることから、システムキッチンで考えることにした。
しかしこれが意外とラインアップに少なく、
特にヘアラインに拘ると、あっても最上級クラスだけだったりと、
思わぬところで苦心することになった。
我々が住んでいる様な田舎には、
住設メーカーのショールームが全ては揃っておらず、
隣県まで出かけないと実物を見られないことが多々ある。
そこでついでの時に予め近所にショールームのないところだけを
試しに見に行ってみたりはしていた。
ただそれが後になって悩みの種を産み出すことになるのだが…(^_^;)
○東洋キッチン
何と!何も知らずに我々は一番最初にここに入ってしまったのであった。
実はシステムキッチンメーカーについてはあまり知らなかったので、
殆ど前知識もなく入ったのだが…
とにかくカッコ良い!
そうそう、こんなのが欲しかったんだよ!
素材もしっかりしてるし、コンロや収納も
とにかくクール!(ちょっと古い?)
ただ最初にここを見たせいで、
「今のシステムキッチンはこんなんなんだ」と、
我々にとってこれが基準となってしまったのであった…(笑)
○クリナップ
私の年代(1960年代生まれ)は、システムキッチンと言えばクリナップ。
「クリナップぅ~の流し台ぃ~♪」というフレーズは
今でもはっきりと頭に残っている。
ただ逆にそれが古臭い印象として残っていたのだが、
実際に見てみると、なかなか侮れない。
システムキッチンのパイオニアとしてのプライドか、
静音関係やフロアコンテナなど、実用的な先進機能が充実しており、
S.S.というステンレスキャビネットのものは、
デザイン的にもなかなかのもの。
ただ東洋キッチンを見た後だと…(笑)
○サンウェーブ
業務用キッチンでも有名で、実は私の会社の調理台もサンウェーブ。
最近では“パタパタ君”のCMの方が有名か…(笑)
オールステンレスキッチンの凛は、正にプロの厨房。
見た目は文句なくカッコ良いし、カウンタートップも厚くて頑丈そう。
正に我々がイメージしていた感じである!
ただ意外と価格が高く、使い勝手ももう一つピンと来ない。
またキッチン下収納に関しては、一般家庭の用途には
やはり普通のシステムキッチンの方が明らかに使い勝手に優れ、
偶に気合いを入れて使うだけの私と違って、
毎日使うヨメのことを考えると、見た目だけには走れないか?
○TOTO
お馴染みTOTOのシステムキッチンにも、フレームキッチンという
枠のみのシンプルなステンレスキッチンがラインアップされている。
収納は引き出しやワゴン等を組み合わせるのだが、
意外と値が張る上に、広いキッチンでないと使い勝手が悪そう。
その後菅野美穂のCMで有名なキュイジアが発売され、
ヘアラインステンレスの扉材もあるので、ショールームに見に行った。
段差が3mmしかないコンロのプレートや、
使用時だけせり出てくるレンジフード等、
新製品だけあって魅力はいっぱいである。
収納の引出の操作感が若干重く感じたが、
これはレールメーカーの仕様だとのことであった。
○EIDAI
木質床材のイメージが強かったEIDAIであったが、
実はステンレストップを中心にシステムキッチンもある。
近くにショールームがないので取り敢えずカタログを取り寄せてみたが、
写真で見る限りではなかなか良い感じ。
ただ実物を見ることが出来ないので、実際の質感や使い勝手は…?
他にも、INAX、National、ナスステンレス、ノーリツ、
タカラスタンダード等、いくつかのショールームは覗いてみたが、
ヘアラインステンレスの扉材がなかったり、
魅力的な商品がなかったりで、
それ以上調べることはしていなかった。
さて、それぞれ一長一短ではあるが、結果はいかに!(つづく…)